数週間前、SPAR 3Dのモバイルマッピングに関するウェビナーに参加し、最新のBLK2GOを紹介しました。このウェビナーには、こちらからいつでも無料でアクセスできます。時間に余裕があれば、通話中に寄せられた質問に回答できたのですが、最も興味深い質問のトップ5を選び、以下にその答えを述べたいと思います。
Q: SLAMによる新しいトレンド/コンピューティングパワー/アプローチについて、どのような新しいユースケースがあり、あるいは急成長していると考えでしょうか?
A: 多業種に渡り、一般的なロケハンでの進歩は、かなり進んでいると言えます。コンピュータの進歩やリアルタイム可視化エンジン(Unreal Engineなど)との統合により、場所をスキャンしてそのデータをVRで見ることが極めて短時間で平易にできるようになったのです。小さなファイルを世界中の人に送れば、その場にいるような感覚でこのサイトを見ることもできます。
Q: ACAD/REVITファイルにスキャンを減らすことは難しいですか?
A: わたしのプレゼンテーションで気づかれたかもしれませんが、PointFuseとの新しいインテグレーションによって、点群から完全な3DのBIMモデルへの変換が非常に簡単にできるようになりました。実際に、モデリングと分類のほとんどをやってくれます。そして、そのモデルをダイレクトにRevit®にインポートすれば、難しい作業はすべて完了します。
Q: これらのデバイスやワークフローは、未熟なユーザー、使用頻度の低いユーザー、少しだけ使用するユーザーに適していますか?言い換えれば、何らかの形で「誰でもできる」モードはありますか?
A: もちろんです。BLK2GOは非常に使いやすく設計されています。ボタンは1つだけですし、すべてが直感的に操作できます。スキャンがどのように行われるかは、こちらのビデオを参照ください。
Q: 1回の歩行時間はどれくらい可能ですか?また、異なる歩行からの点群のジオリファレンスはどうなりますか?
A: バッテリーの制約があるため、歩いてスキャンできる時間は最大で45~50分程度です。複数のスキャンを取った場合は、クラウド間レジストレーション方式やターゲット、ジオリファレンス方式を使用し、それらを組み合わせ「レジストレーション」することができます。
Q: ドローンで空撮したLiDARデータとのデータマージは可能ですか?
A: BLK2GOのデータをエアリアルLiDARのデータにレジストレーションすることができます。2つのデータセットがオーバーラップしているか、両方のデータセットに少なくとも3つのターゲット(または類似のポイント)があれば可能です。
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