私は、革新的な技術にはワクワクします。ただ、それ自体では、そのメリットは多くの場合限定的です。
私は、技術を組み合わせることで実行可能なソリューションを作り出し、お客様がより効率的に仕事ができるようになることであれば、いつも注目しています。
Leica DISTO S910は、発売されて1年以上が経ちますが、これは今でもワクワクします。このデバイスを使うと、一か所から正確な3次元のデータを取得することができます。これは、以前は測量技師でないと達成できないことだったのです!
しかし、これらの測定値は、いったいどこにあるのでしょうか?例えば、電気ガス水道網などに測定値を追加したい場合などを考えてみてください。データは、既存の図面に統合されないとなりません。
DISTO S910とLeica Zeno 20を組み合わせると、正確なGPSの位置が追加されるため、この問題に対処できます。Zeno 20は、アセットデータを簡単に収集できる、ハンドヘルドのGPSデバイスです。DISTOの位置をセンチメートル単位の精度で測定できるため、すべて結果を地球上の正確な位置として記録できます。出力は、GISやCADシステム内の既存の図面と結合させることも、また正確な位置をGoogle Earthで確認することもできます。測量技師として、私にとってこれは必要不可欠な機能です。
また、GPSだけでは限界があるところでは、Zeno 20を使って作業を完了させることができます。例えば、手の届かない物体や、高いビルまたは橋の下などの障害物の近くにあるポイントなどの場合です。
私たちは、これをgamtecと呼んでいます。GPSと、角度測定そして距離測定技術を組み合わせたものです。両方のワークフローに役立つわけです!
皆さんは、この強力な組み合わせで、どんな問題が解消されるでしょうか?
是非体験談をお寄せください!
Tobias Heller
Leica DISTO製品マネージャ